帳尻 balance audit 2004 9 10
私が、最近、地球温暖化防止をうるさく言わなくなったのは、理由があるのです。
それは、このまま行くと、21世紀後半の世界情勢において、帳尻が合わなくなってしまうからです。
21世紀後半は、こういう国やこういう地域が繁栄してくると予想しているのですが、
今のまま行くと、20世紀に有力だった国が、
21世紀後半も繁栄していることになってしまうのです。
このままでは、選手交代にならなくなる恐れがあるのです。
そのため、地球温暖化による気候変動が必要になってくるのです。
この気候変動が、選手交代の「きっかけ」となるのです。
今日(9月10日)の日本経済新聞には、
アメリカにおける地球温暖化防止への取り組みという記事がでていましたが、
この際、アメリカは、余計なことを考えずに、短期の利益に専念していいのです。
地球温暖化 global warming 2004 9 4
最近、知人からゴルフの話を聞いて、
地球温暖化について、考え方を変えようかなと思っているのです。
地球温暖化防止は、基本的に先進国が主張したものです。
それは、気候変動が起きて、
先進国の気象条件が厳しくなるという心配から、そう主張しているのでしょう。
しかし、逆の見方をすれば、発展途上国は、
気候変動によって、住みやすくなるという可能性があるのです。
地球温暖化による気候変動によって、
発展途上国の厳しい気象条件が緩和されるならば、それは望ましいことかもしれない。
先進国は、たとえ気象条件が厳しくなっても、
経済力と科学技術によって、困難を克服できるのではないかと思えます。
これは、ゴルフのハンディキャップのようなものになるかもしれない。
最近では、豊富な情報やデータにより、
どこの地域が、気象条件が厳しなるかを推定できるようになりました。
そして、どこの地域が、気象条件が緩和されるか。
そうすると、うまくすれば、先進国と発展途上国の間で、
ちょうど、ゴルフのハンディキャップのようになるのです。
発展途上国は、経済力がなく、科学技術がなく、
しかも気象条件が厳しいという三重苦です。
せめて、気象条件だけでも緩和させたいと、誰でも思うでしょう。
私も、地球儀を見ていて、そう思ったのです。
ゴルフだって、ハンディキャップをつけるのですから、
地球の各地域においても、ハンディキャップをつけても不思議ではないでしょう。
これが、公平というものでしょう。
イエスキリストの言葉に、
「大きな者は小さくされ、小さな者は大きくされる」という言葉があるのです。